子どもがまつげを抜くのはなぜ?抜毛症の私が幼いころ親にしてほしかったこと
こんにちは まつげ抜毛症のアイミです。
「子どものまつげを抜く癖が治らない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
何を言っても毛を抜くことをやめてくれず、どうしていいか分からなくなりますよね。
私は、小学生のころからまつげを抜いてしまう癖がつき、全部抜いてしまった事も何回もあります。
そこで今回は、まつげ抜毛症になった私が、当時親にどうしてほしかったかお話しするので、「子どもがまつげを抜いて困っている」という方はチェックしてみてください。
子どもがまつげを抜くのはなぜ?
毛を抜く癖が始まるのは、小学生から思春期にかけて始まることが多いといわれていますが、成人になってから発症する人もいます。
抜毛症ではない人から見れば、「どうして毛を抜いてしまうの?」と驚かれるかもしれませんが、実はそれほど珍しい疾患ではありません。
まず、抜毛症になる理由(きっかけ)を2つご紹介いたします。
ストレスが原因
抜毛症の主な原因は、精神的なストレスが関係しています。
主に、
- 両親との関係
- 学校生活
- 友人関係
- 仕事仲間
- 恋人
など、対人関係のストレスから引きおこることが大半です。
特に、子どもは経験が浅いので、ストレス耐性が低く、抜毛症が発症しやすいといわれています。
我慢強く1人で抱え込んでしまうタイプの子どもは、周りに迷惑をかけたくないと頑張ってしまい、余計に毛を抜いてしまうこともあるので注意が必要ですね。
SOSに気づいて欲しい
毛を抜くという行為は、誰かに助けを求めている表れの可能性があります。
特に子どもの場合、ストレートに相談することができず、「毛を抜く」という行為で「助けてほしい」と無意識に訴えているのではないでしょうか。
私の場合ですが、小学生のころ両親の不仲が原因でまつげを抜くようになり、なにも相談ができずにいました。
というより、幼かった私は、「ストレスのせいでまつげを抜いている」という自覚もないので、うまく説明できないのです。
なので、子どもが抜毛症を発症した場合は、周りの大人が気付いてあげる必要があります。
子どもがまつげを抜いていたら親はどうすればいい?
子どもがまつげや髪の毛などを抜いていたら、周りの大人はどうすればよいのでしょうか?
「毛を抜く癖が治らない…」と悩んでしまいますが、抜毛症を克服するには、とても根気がいることです。
そこで、抜毛症が治った人の経験談を踏まえ、3つの対処法をご紹介いたします。
抜毛の度合いは人それぞれですが、参考になれば嬉しいです。
ストレスの原因を探る
抜毛症は、ストレスでまつげを抜いてしまう人が大半のようです。
例えば、
- 親との関係
- 学校でのいじめ
- 受験
- 仕事関係
これらが原因で、まつげを抜いてしまうかもしれません。
子どもの場合、「どうしてまつげを抜くの?」「何か嫌なことがあった?」と聞いてもうまく返答ができない可能性が高いです。
学校で仲間外れにされていたとしても、親に言いたくない、心配かけたくないと言わないこともあるでしょう。
ストレスの原因を教えてくれない、分からない時は「いつでも見方だよ」と伝えてみてはいかがでしょうか。
気持ち的に安心する(癒される)ことを増やし、完全に直らないにしても、少しずつ抜かないようにしていければいいいですね。
子どもと時間を増やす
家族の時間は足りていますか?
朝は出る時間がバラバラ、夜も変える時間が遅いとなると、家族そろってご飯を一緒に食べることは減りますよね。
「共働きで忙しい」、「しょうがないこと」だとは思いますが、もしそれが抜毛症の原因なら、対策をしないといけません。
子どもがまつげを抜いているという事実は、お母さんお父さんに「助けを求めるサイン」の可能性があります。
料理は別に何でもいいので、「今日学校であったこと」などたわいもない話をして、コミュニケーションをとる時間を増やしたいですね。
もし、子どもが寂しい思いをしているのが原因ならば、少しでも時間を作るように対策をしてみてはいかがでしょうか。
無理に治そうとしない
抜毛症は、治そうと思っても残念ながら、なかなか治るものではありません。
毛を抜く瞬間を見計らい、「ほら、今抜いたよ!」「抜くのをやめなさい!」と注意されても、無意識に触っているのでやめれません。
逆に、親がいない場所で抜くようになるので、このような注意はしない方が良いですね。
いつまでも治らず焦ると思いますが、「一緒に戦おう」「お母さんがついているよ」という姿勢でいてくれると子どもは嬉しいのかなと思います。
子どもがまつ毛を抜く理由が、両親の不仲ならどうする?
子どもがまつげを抜いている理由の1つに、家庭内のストレスからくるものがあります。
私も、まつげを抜き始めたきっかけは、両親の不仲が原因です。
そこで、家庭内ストレスを感じていたことを2つご紹介いたします。当てはまる方は、チェックしてみてください!
子どもの前で喧嘩しない
子どもの前で喧嘩をするということは、混乱を招く原因になるのでやめましょう。
自己肯定感が低くなったり、「どうして怒ってるの?」「喧嘩しないで」と両親の顔色をうかがう生活にものすごくストレスを感じます。
喧嘩をしないにしても、会話がなく笑い話がないなどの家庭も危険ですね。
仲を取り持つために、わざとふざけたり、いい子ちゃんでいたりすることで、ストレスをためてしまう子もいます。
もし、子どもの前で喧嘩をしてしまったら、仲直りするところを子どもに見せてもいいかもしれません。
両親の離婚はストレスの塊
離婚は悪い事ではありませんが、幼い子どもにとっては大変ショックなことです。
お母さんとお父さん、どっちかがいなくなる事実が、小さい子どもには理解ができず「私だけなんでこんな不幸なの?」と思う子もいるかもしれません。
夫婦仲が悪いのにずっと一緒にいるよりも、離婚をした方が子どものストレスは減るかもしれませんが、少なからず子どもはショックを受けます。
抜毛症がひどくならないように、離婚後のフォローをしっかり行いたいですね。
まとめ
子どもがまつげを抜くときに、試してほしい対処方法や家庭内ストレスについてをご紹介いたしました。
実際に、幼かった私にしてほしかったことも含めてお伝えしたので、少々個人的な意見も混ざっていますが、、、どなたかの参考になれば嬉しいです。